豚さんの物語


こんにちは、エコアズ台湾のササです。
今日はインターネットで読んだ農場の物語から
パフォーマンス評価の話をさせていただきたいと思います。

ある農場に賢い豚さんがいます。
この豚さんは色々な仕事ができます。
例えば、
にわとりの代わりに、持ち主を起こしに毎日早起きで鳴き声を出します。
猫の代わりに食物を盗んだネズミを捕まえます。
牧羊犬の代わりに放牧中の羊の群れを誘導します。

毎日毎日、一生懸命に農場の持ち主を仕っています
他の動物から何で他の動物の仕事までやるの?と聞かれたら、
「今の競争の激しい時代ではたくさんのスキルを身に着けないと、
いつか労働市場から脱落しますよ」と答えました。

ですがある日、
持ち主は豚さんを掴んで殺そうとしました。
豚さんはどうしても理解できなくて、持ち主に理由を聞きました。
「いや、特にないですよ、ただ豚カツが食べたいだけです。」と持ち主が何気無く言いました。

とっても切ない話ですね。
最初読んだ時に、豚さんの考えにも同意しました。
労働市場の変化は思うより激しい今、新しい仕事が生まれる一方、仕事が失う人もいます。
新知識や能力を取得する必要性は否定できないです。
ただ、もし本来がやるべきこと、自分の使命さえ忘れると、本末転倒になります。
豚さんの場合、多分良い飼料を食べたり、モーツァルトの音楽を聞きながら寝たり、
自分の肉質を良くすることに集中すべきでしたね。
豚さんは最初から自分の役割を把握してなくて、
コツコツ頑張っている間にも、持ち主とのコミュニケーションが足りないため、
完全に違うところで力を入れていました。

パフォーマンス評価の指標は、
どれほど多様な仕事ができるかというわけではなく、
与えられたミッションをどれほど実行したかというところですね。
不本意ですが、現実ではポジショニングを間違えたことは割とよくあるかもしれません。

以前商社に勤めたときに、ちょうど新しいパフォーマンス評価システムを導入する時期で、
まだ新人ですので評価対象から外されましたが、
管理部からいきなりパフォーマンス評価表の作成を依頼された時に、先輩たちは結構悩んでいました。
年度の目標設定、過去実績及び改善点などを作文の例文のように
A4の紙にまとめたものを参照した上で書くように指示されましたが、
ほとんどの社員は作成の目的に理解してなくて、
元々忙しいのに宿題を完成しないといけないなど、負の感情を撒き散らしてしまいました。
システムの導入結果はともあれ、計画と実行はいつもギャップがあるため、
リアルタイムのコミュニケーションに力を入れないといけないのは確かです。
事前準備作業としても社員たちに導入の目的、導入後のイメージなどをちゃんと伝わないと、
新しいものに対する不認識、抵抗により、業務遂行に支障をきたします。

パフォーマンス評価は会社と社員が互いに信頼し、
認め合っている関係の中で行い、双方向のコミュニケーションを取って初めて出来ることであり、
この物語を読んで尚更感心しました。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。