『周りへの気配り』〃2019-12-10

こんにちは、エコアズ台湾のササです。
データ通信量6GBのプランを未だに使っている私は、
二年以来初めてモバイルデータの上限を越しました!
片道1時間の通勤の間に、多くの人と同じように、
私も今日やる事リストをチェックしたり、調べ物をしたり、スマホをいじって過ごしました。
あっという間に会社に着くので、いままで遠くは感じなかったのですが、
突然インターネットが使えなくなり、何をすれば良いのかに困りました。

初日ではぼーっとしたり、周りの人を観察したりしましたが、
時間を無駄にしたと感じて、本を読み始めました。
ここに、皆様に一つ質問ですが、
列車を待つ間に誰かが自分の前に割り込んできたら、どうしますか?
A:しょせん列車に入られるから見て見ぬふりをする
B:殴られそうだから黙っていて、Lineで友達に言って慰めてもらう
C:並ばなきゃダメですよと、礼儀正しくその人に訴える
D:割り込まれた人にやり返す

言うのであれば、私はCですね。
ただ相手がどのような人で判断します。(笑)
酔っ払っている人なら、他の車両へ移動するかもしれません。
でも普通なら、絶対に声をあげます。
怒りなく、礼儀正しく、小さいな声で、その人にちゃんと並んでくださいと言います。

さて、これは本を読んでいる時の出来事ですが、
ホームで列車を待ちながらずっと本の世界に入り込みました。
突然お婆ちゃんが私の斜め前にとまって、路線図を確認し始めました。
『お嬢ちゃん、龍山寺駅はこの方向で大丈夫かい。』
『はい、龍山寺駅なら、このホームで大丈夫ですよ。』
『ええ、西門駅もここかな。』
『はい、西門駅もここですよ。』
『西門駅、西門駅、、、』と呟いて、
お婆ちゃんが路線図を確認しながら一歩ずつと行列に近づいてきて、私の目の前に立ち止まりました。

あれ、私は、もしかして、列に割り込まれたかしら、、、?
一瞬迷いましたが、やはりお婆ちゃんに列の最後尾に並んでくださいと伝えました。
自分はともかく、割り込む行為を黙認すると、
後ろにちゃんと並んでいる人たちに嫌な思いを与えてしまうと思いました。

ですが、突然、後ろから、
『いいよ、足が悪いから、私の前に並んで~』とある叔母さんが声を出しました。
正しい事をしたと思いきや、お婆ちゃんの足に気づけてあげられなかった私は、
このホームで一番思いやりがない、情け容赦のない人になりました。
例えお婆ちゃんが割り込み常習犯だとしても、足の調子でやむを得ずそこに立ちとまったかもしれません。
そこを考えると、高齢者、周りの人への配慮が出来ない私は割り込まれたと言う資格がないでしょうと深く反省しました。

約一年前から、MRTで妊婦、親子の待合エリアを設置し始めましたが、
妊婦、子供の存在に注意を払わず、結局待合エリアの役割は果たしていないと相次いで報道されてきました。
この社会現状は台湾だけではなく、
日本の方も妊婦が席を譲ってもらえないことに共感し、2017年に「席譲りアプリ」を開発したそうです。
LINEと連携し、妊婦が乗車する際に「席に座りたい」とアプリに登録したら、
周囲の乗客のスマホに「席を譲ってほしい」とLINEのメッセージが届き、
「はい、譲ります」と押した乗客がいれば、
その乗客の座席位置をLINE経由で妊婦に知らせるという仕組みとなっています。
このアプリの開発段階では、1千人を対象としてアンケートを実施し、
8割が妊婦に席を譲るべきだと考えているが、6割は譲れなかった経験があることが分かりました。
スマホに夢中で気付かなかったという理由が多くて、「スマホへの通知」が重要だと判断し、
開発者が再びアプリの機能を調整したそうです。

これもテクノロジーと人間性についての話ですが、
電車の中にスマホをいじってもいいし、本を読んでもいいし、
ただ自分の世界に入り込みすぎなく、もうちょっと周りに気を配るほうが、
より良い世界を作り出せるのでしょう。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。