『目の前の女性を・・・!?』〃2020-6-30

こんにちは、小野です。
今週は私がバンコクからお届けします!

「目の前の女性をどう解釈する!?」
みなさんがこの実話の主人公だったら、どのように解釈するでしょう?

アルゼンチンの伝説のプロゴルファー、ロベルト・デ・ビセンゾがとあるトーナメントで
優勝し賞金の小切手を受け取って、帰る準備をしていました。

ビセンゾが一人で駐車場に向かって歩いていると、一人の若い女性が彼に話しかけてきました。
彼女は彼の勝利を讃えた後、彼に向かってこう言いました。

「私には小さな赤ん坊がいて、今重い病気にかかって死にかけています。。。
ですがお金がなくて、医者に見せることもできません。」

それを聞いて気の毒に思ったビセンゾは、
「これが赤ん坊のために役に立つのであれば」と、
何と!!獲得したばかりの賞金の小切手を彼女に渡しました。

「ありがとうございます!これで赤ん坊を病院に連れていくことができます!」
と、女性は涙を流しながらお礼を言い帰っていきました。

その翌週の試合で、ビセンゾがカントリークラブで食事をしていると、
ゴルフ協会のスタッフが彼のもとにやってきました。

スタッフ「駐車場の警備員が、先週あなたがトーナメントに勝った後、若い女性に会っていたと聞きましたが。。。」

ビセンゾ「ああ、あの女性ね。」

スタッフ「実は。。。あの女は詐欺師です。病気の赤ん坊なんて、いないんですよ!」

ビセンゾ「えっ?」

スタッフ「子供どころか結婚すらしていないです。あなたは騙されたんですよ!!!」

それを聞いて、ビセンゾはこう続けたそうです。

ビセンゾ「じゃあ、死にかけている赤ん坊なんて実際はいなかったということかい?」

スタッフ「ええ、そういうことです。。。」

彼は笑いながら答えたそうです。
「ハッハッハ!!そうか。そいつは今週で一番最高の良い知らせだね!!」

もし皆さんがビセンゾだったら、
果たしてこの知らせは、良い知らせでしたでしょうか・・・?
それとも悪い知らせでしょうか・・・?賞金額も相当なものだったはずです。

この話を読みながら、私は20代前半の頃の自分自身の同様の経験を思い出しました。

新しい町に引っ越したばかりの私は駅から歩いて帰る途中、小汚い初老のオジさんに話しかけられました。
「財布を落として帰れません、どうか500円恵んでください」と言われ、
哀れに思った私はそのオジさんに500円渡しました。

「ありがとうざいます!これで電車に乗って帰ることができます!」
オジさんは目を潤ませながらお礼を言い帰っていきました。

「フッ、俺いいことしたな♪」とその時は気分を良くした私でしたが、
その後オジさんは町では有名な「500円オジさん」ということが発覚し、
「くそ!!あのジジイ!!!500円返せ!!」としばらくの間、思い出す度にムッとしていました。

う~ん、流石は伝説のプロゴルファー、ビセンゾ。
通常では考えられない、ものすごい視点と度量の大きさですね。
それにひきかえ私は。。。しかも500円で、、、^^;

ところで、、、
今回のコロナによる有事は、世界中で多くの方々が亡くなり、世界中の企業が大打撃を受け
世界中で多くの方々が職(或いは収入減)を失いました。アジア地域においては、感染者数は減少傾向にありますが、
世界規模では感染は更に拡大しています。
もうこれは第3次世界大戦以上のインパクトです。
おそらくこのような「地球規模での大事件」は、我々が生きているうちはもう起こらない可能性の方が高いです。

台湾においても、多くの日系企業が業績に極めて深刻な影響を受けました。
弊社は台湾法人も求人が大幅減となりましたが、タイ法人に関して言えば求人が8~9割落ち込みました。
1割減でなく、9割減です(T_T)リーマンショックの比ではありません。
ゆるやかに回復はしていますが、予断を許さない状況です。
今後は第二波、第三波が来ることも想定し、長期戦を覚悟する必要があります。

3月のタイ非常事態宣言発令後、外出もできなくなり悶々とした状態が続いた私は、
「コロナのアホーーーーー!!」
「〇国のせいでーーーー!!!!」心中穏やかでない日々が続きました。

流石にこのままじゃマズイなと思い、ある日視点を変えてみることにしました。
「コロナのおかげでエコアズの今後を真剣に考えることができている」
「コロナのおかげで当たり前が有り難いと実感することができている」
「自分自身の在り方を見つめ直す良い機会になった」
「日本のこと、日本人であることをより深く考えることができた」
「家族や仲間に対し感謝の気持ちが湧いてきた」等々、、、

と、こんな感じで視点を変えてみると、まあ出てくる出てくる。。。
すっかり気持ちが積極的に前向きになった私は、完全に開き直り(爆)、
もう全力で前に進んでいくしかない!!と考えるようになりました。

目の前にあることそのものには実は意味がなく、
どうやら自分がその意味をつけてから意味をなすようです。

「おかげで」と、自分に力を与える解釈を加えるのか、
「せいで」と、いつまでたっても環境や他人のせいにして塞ぎ込むのか。。。

力が湧く解釈をし前向きに考えた方が、周囲のためにも自分のためにも良いはずです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。(小野)