『WEB面接、どうですか?』〃2020-8-25

みなさんこんにちは。エコアズ台湾の山田です。
コロナ禍の下の就職活動は例年と異なり、オンラインによる「新しい就活」が大いなる普及をみせました。
とある就職情報サイトで発表された、最近の21年卒大学生の内定率のデータでは、3月1日時点(15.8%)と比べると8月は81.2%と、未内定の学生や内々定を得ているが活動を継続する学生が対象ではありますが、停滞していた採用活動が再び活性化したようです。(調査期間:8月1日~3日 調査対象:大学生945人, リクルートキャリア)

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、WEB面接がなかなか主流になりました。下記のデータは今年6月までのWEB面接比率です。
【これまでの面接で、WEB面接だったのは?】
・3月時点(37.3%)
・4月時点(87.9%)
・5月時点(94.7%)
・6月時点(69.9%)

6月に学生が受けた面接のうち、WEB面接が占める割合は69.9%。と7割近い数値です。例えば、
・コロナ下でも対応できるというキャンディデートが増え、この時期でも選考を進められて機会損失を防げた。
・地域を問わず面接が行えることから、遠方の求職者確保につながり、これまで以上の母集団形成が可能になった。
など、企業側にもポジティブな発見があるみたいです。日本では5月25日に緊急事態宣言が解除された後、新型コロナウイルス感染症対策を徹底したうえで、再び対面式での面接を実施する企業が増えてきましたね。でも、いまだWEB面接を実施を継続している企業も少なくありません。一次面接はWEB式で実施し、二次面接或いは最終面接は対面式と、双方を活用した面接方式を実施している企業もあるようです。現代の就活では、このようにダブルで対応できることが、内定獲得で重要なポイントにもなってきている!というこのでしょうか。

しかしまだ、WEB面接に100%対応できているキャンディデートは多くないようです。下記は、ライブ形式のWEB面接と対面式の面接、それぞれをどちらも受けたことがある学生に、面接が得意か否かを尋ねてえみた結果になります。
【対面の場合】
・得意+どちらかと言えば得意:59.4%
・苦手+どちらかと言えば苦手:40.6%
【WEBの場合】
・得意+どちらかと言えば得意:47.8%
・苦手+どちらかと言えば苦手:52.1%

対面は、“得意!” の回答が約6割に上り、WEB面接は、“苦手だな…” という回答が半数超えに。まだまだ、苦手意識を感じているキャンディデートが多いようです。交通費がかからない、ウイルスへの感染リスクも軽減されるととったWEB面接によるのメリットも多く感じているようですが、否定な意見をみますと、
・目線が合わない、どこを見ればいいかわからない(38.7%)
・面接がうまくいったかの手ごたえがない(34.9%)
・正しく評価されているか不安(31.9%)
また、実家組の大学生から「親も在宅ワークしているので、回線が落ちることもあった…」という意見もあり、通信環境についても、配慮が必要とのことでした。

たまにWEBならではのちょっとしたハプニングが起こってしまうこともあります。中でも私がキャンディデートとの面談中によくあるのが、キャンディデートのお母さまが何度もちらつくこと。面談するのを伝えていないのか、「OO!(キャンディデートの名前)今何してるの~~~!!お母さんの手伝って~~!」と大きな声で呼ぶので、恥ずかしさに顔を赤らめている学生…あとは、飼っているペットがキャンキャン吠えて、お互いの声が全然聞こえないこともありました(笑)
一番印象的なのが、面談する時に加工フィルター(ウサギの耳、髭、キャラクターと合成など)を誤って押してしまって、そのままご対面してしまったとき。向こうは何度も謝りながら必死に加工フィルターの解除を試みていますが、なかなか外れず。うさ耳を付けた少年が慌てふためく姿…これにはさすがに笑ってしまいました。(笑)(笑)

やらかしちゃった方は(特に新卒)、まあ心配は残りますが、実はその時の対応力も、人材判断には役に立つなあと思うことがあります。会話を繋ぎながら時間を稼ぐ様子や、トラブル後はもう生気を失っている様子などなど。中にはWEB面接のためにしっかり対策をした人もいて、質疑応答内容だけでなく、緻密にカメラの角度や照明の明るさを調整したり、声のボリュームを確認済みの方もいるんですよね。そういう用意周到な人材はやはり印象もいいですし、イヤホンの有無やカメラ設定の指示をするなどのやり取りが減る分、ヒアリングの質も向上しますので、是非とも企業様に推薦したい!という気持ちになります。
また、WEB面接は自室で受ける学生が多く、部屋の様子から趣味嗜好が垣間見えることもあります。部屋の壁中に貼られた推しメン(応援しているメンバー)がわかってしまい何となく不思議な気持ちになりますが、キャンディデートが特に隠すつもりも無さそうであれば、こちらから「〇〇が好きなの?」「だから日本語を勉強したの?」と訊きます。すると快く返答してくれる場合が多く、緊張した雰囲気を緩和するだけでなく、普段の受け答えだけでは伝わらない、キャンディデートの人となりを知ることができます。

私もWEB面接に向けて、キャンディデートに「WEB面談、試してみていかがでしたか?」と質問すると、「自分のアピールポイントが伝わっているか心配」「画面越しだと、なんだかうまく話せない」といった回答をよく耳にします。モニター上での会話は、意思疎通にやや不安を感じている部分があるようです。対面式でもそうなのですが、弊社を含め人材会社は、よりキャンディデートが難としているオンライン上でも、不安を解消しオープンマインドを促す使命があるんだなと改めて感じています。対面式とは異なる方法で、キャンディデートの本質を見ることが試されている、ということです。また、今後企業様とのWEB面接で起こりうるハプニングはなんとしても防ぐよう、端末の固定、服装・映像のチェック、充電を確認、声の大きさ(普段より少し大きめに)などの初歩的準備は、人材会社としてしっかり指導を行っていく所存でございます!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

https://saponet.mynavi.jp/release/student/monitor/2021jun/