『この時期特有の『コノメドキ症候群』を知る』〃2022-3-8

みなさんこんにちは。エコアズ台湾の山田です。

旧正月があけ、早くも3月に突入しましたね。日本では3月から4月にかけての早春は「木の芽時(コノメドキ)」とも呼ばれ、長い冬を終え季節が動き出す、という意味を持ちます。
日本はもう少し先になりますが、台湾では桜が満開を迎えましたので、ちょうど先週に山へ鑑賞に行きました。^^
私は台湾での生活は今年で7年目になりますが、やはり春に桜がみられると嬉しい気持ちになりますね…!^^
かれこれ毎年欠かさず訪れています。

そんな木の芽時、太陽の温かさを感じたり、お花見や山菜摘みなど季節を感じられるようなイベントが楽しめる時期ですが、
実は同時に、この時期には身体的・肉体的に体調を崩しやすい、と古代よりいわれているそうです。
私も検索エンジンで「木の芽時」と入力すると「統合失調症」「体調不良」といったキーワードが多く出現しました…
「どういうこと…!?」と疑問を抱いたところで!
本日のコラムは「この時期特有のコノメドキ症候群を知る」と題しまして、簡単にシェアさせていただこうと思います。

まず、木の芽時について調べると、こんな記載がありましたので引用します。

このめ‐どき【木の芽時】
〔名〕 樹々が新芽を吹く頃。早春の頃。《季・春》
〔名〕 早春の頃。この時候には人の気持が動揺しやすいという。
(精選版 日本国語大辞典)

解説の2行目に、書いてありますね…どうりで「統合失調症」「体調不良」といった言葉が一緒に検索されることが多いのかもしれません。しかし、なぜこの柔らかな春の訪れのタイミングで体調を崩しやすくなるのでしょう。いくつかの説がありましたので簡単にご紹介します。

【木の芽時に体調を崩しやすいといわれる理由】※諸説あり
・昼間はコートがいらないくらいに暖かいのに、夜は急に寒くなって…寒暖差が激しいためストレスになる
・冬眠をする動物同様、冬の間は人間の体も休眠状態であるのに、私たちは日々体を休めることなく不規則な生活をしているから、春の覚醒期にうまく対応できない
・太陽の熱により自律神経系、内分泌系、ホルモン系の働きが活性化するのに体がその変化に適応しきれず、精神状態も不安定な状態になりやすい

そんな理由で、冬から春への季節の変わり目であるこの時期は、病気になったり症状が重くなったりする人が多いそうです。
内容を見ると、私たち人間もやはり自然界の一部であり、いくら科学が進歩しようと地球環境の影響を受けるというわけですね^^

ちなみに、中国語(中医学的発想)にも春の体調不良を言い表す言葉があり、「春困」というそうです。
中国語での「困」には苦しい、という意味のほかに「疲れる」や「眠い」という意味も含まれます。
私がみた中国語サイトでの説明には、「春困」の説明にこのような表記がありました。

【春困の症状】
眠気、疲労、なんとなくやる気が出ない
【春困の原因】
寒い冬の間に細く縮まった毛細血管が、春の陽気によって体温が上昇したことによって血管が急激に拡張し、全身に血が回り始めます。その影響で脳に十分な血液が供給されず、軽い酸素不足の状態が続いてしまうため

日本人も台湾人も、春になると体調に違和感を感じるのか…!とおもいませんか?^^
ちなみに症状緩和のために、運動・適度な換気を習慣にすること、甘いものや味が濃いもの、油っぽく脂肪分が多い食べ物は脾胃の機能を低下させたり熱や痰を生みやすくするのでを控えること等が挙げられています。

いかがでしたか?確かに季節の変化により私たちの体が敏感になっている時期です。
それだけでなく春は入学卒業・就職・異動など、私たちを取り巻く社会・生活環境が大きく変化する節目に当たる機会も多くなりますので、日常の仕事や生活などのストレスの程度が強すぎないかを確認して、自己管理を徹底しましょう^^
最後まで読んでいただきありがとうございました。

山田